2018年5月7日 星期一

專書論文:潘光哲著,望月直人譯,〈孫文「専門家政治」論と開発志向国としての現代中国国家の起源〉

潘光哲著,望月直人譯,〈孫文「専門家政治」論と開発志向国としての現代中国国家の起源〉,日本孫文研究会編,《孫文とアジア太平洋—ネイションを越えて》(東京:汲古書院,2017),頁54-71。

全書目錄:
挨拶(齋藤富雄)
祝辞(井戸敏三・井上典之)

一、 基調講演
民国元年における孫文の北上と清朝皇室との交流
 ――皇族の帰属に関する選択をめぐって……………………………桑 兵
孫文以後の大アジア主義          
 ――民国期中国における日本認識をめぐって………………………村田雄二郎

二、 第一分科会 制度と公共圏――共和のデザイン
孫文「専門家政治」論と開発志向国としての現代中国国家の起源…潘光哲
孫文とガンディー                     
 ――両者の政治的提言が一致点を見いだせなかったのはなぜか…モニカ・デ・トーニ
永租と登記――重畳する制度……………………………………………田口宏二朗
「五五憲草」解釈から見る五権憲法        
 ――雷震と薩孟武の所論をめぐって…………………………………森川裕貫

三、 第二分科会 孫文思想を継ぐ者
蔣介石『革命哲学』における孫文と王陽明の思想の関係性…………戚学民
「主憂臣辱、主辱臣死」         
 ――蔣介石が描いた孫文(1917-1925)……………………………羅 敏
現代台湾史における蔣介石『民生主義育楽両篇補述』(1953年)…若松大祐
王道思想、孫文と国際秩序の想像………………………………………安井伸介

四、 第三分科会 ボーダーを越えて
孫文と世界観を有する南洋知識人との交流と連動……………………黄賢強(WONG Sin Kiong)
孫文と積極的かつ進取性に富んだオーストラリア華商
 ――南太平洋国民党の創設……………………………………………郭美芬(Mei-fen Kuo)
民国初年の対日ボイコットにおける東南アジア華僑と孫文…………吉澤誠一郎
孫文の民生思想とキリスト教者の相互関係……………………………劉 雯

五、 第四分科会 参加と動員――いかに革命を組織する
中華革命党時期における党員の意見対立と派閥抗争…………………王奇生
軍閥時代における民主政をめぐる議論            
    ――1920年代広東省の政治改革からみる孫文と陳炯明……ジョシュア・ヒル
中華民国期の広東人労働者におけるナショナリズムの一考察 
     ――E・ゲルナーとの対話を通じて…………………………衛藤安奈
辛亥革命前の何天炯と日本…………………………………………………劉 静

六、 総合討論の記録
総合討論1/総合討論2

閉会の辞/あとがき/編集後記

付録1 シンポジウム・プログラム/付録2 実行委員会組織/付録3 助成団体一覧

執筆者・討論者プロフィール/索引

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