2018年8月1日 星期三

專書:晚清民初的知識轉型與知識傳播

張壽安主編,《晚清民初的知識轉型與知識傳播》,北京:北京師範大學出版社,2018。
 
書籍簡介:
如何詮釋中國的近代性,是學術界關懷已久的大議題。尤其是20世紀以來,各種地域文化的近代性特質,正積極在各個歷史悠久的佛教文明、伊斯蘭文明和儒教文明等國家中逐漸形塑出各自有別的獨特面貌。此一轉向的深刻意義,絕不只是內涵、形制或進程上的差異,也是地域文明再生與多元文明共存的人類前景。本書關注西方近代科學式知識在中國的建構,並與中國傳統學問相接榫時產生的再造與變革,以及知識生產與消費、出版、閱讀,專業人士、專業社群、新型文化人的出現,還兼顧近代複雜的政治、經濟變化,試圖呈現中西知識交會的複雜情景,並追問傳統中國是否有一知識體系。
 
目錄:
前言
張壽安 從“六經”到“二十一經”──十九世紀經學的知識擴張與典範轉移
黃克武 靈學與近代中國的知識轉型:民初知識份子對科學、宗教與迷信的再思考
沙培德 知識傳播與集體認同之載體:歷史、記憶、教科書
潘光哲 世界史地”與“國際法”知識和近代東亞“地理想像”的生產、流通與
    嬗變:回顧與思考
張哲嘉 清代檢驗典範的轉型:人身骨節論辨所反映的清代知識地圖
邱澎生 律例本乎聖經:明清士人與官員的法律知識論述
孫 江 布魯門巴哈在東亞——“人分五種說”在東亞的傳佈及文本之比較
章 清 晚清中國“閱讀世界”之一瞥——略論晚清士人對“萬國公法”知識的接納
胡明輝 青年戴震:十八世紀中國士人社會的“局外人”與儒學的新動向
    (1740-1750
後記
 

2018年7月23日 星期一

學術演講:再談日語新詞與古典漢語的關係問題

講題: 再談日語新詞與古典漢語的關係問題
日期: 2018/09/04
時間: 10:00~12:00
地點: 中央研究院近代史研究所研究大樓一樓會議室
主講: 陳力衛教授(成城大學經濟學部)
主辦: 胡適研究群
    「西方經驗與近代中日交流的思想連鎖」主題研究計畫
協辦: 蔣介石研究群
    「國共兩黨的比較研究」主題研究計畫

2018年5月21日 星期一

專書:孫江主編,《人文亞太》,第1輯

孫江主編,《人文亞太》,第1輯,南京:南京大學出版社,2018。
 
目錄:
1、金鳳珍:朝鮮近代初期對萬國公法的接受——從對日開國前夜到朝士視察團
2、青山治世:關於清政府駐越南領事的對法交涉——圍繞清政府的領事裁判權要求和「屬邦」論
3、章清:「春秋大義」與「萬國公法」——略說晚清科舉體制下所引導的閱讀
4、黃克武:從「文明」論述到「文化」論述
5、黃東蘭:東洋史中的「東洋」概念——以中日兩國東洋史教科書為線索
6、陳繼東:互為他者的中日佛教——晚清中國與明治日本的邂逅
7、葉柳和則:作為殖民文本的《東亞官方指南》(1913-1917)
8、倉田明子:洪秀全、洪仁玕與基督教
9、村田雄二郎:民國初年約法體制中的《清室優待條件》
10、孫江:抗日戰爭時期穆罕默德 · 伊敏歸附國民政府之經過
11、沈國威:近代關鍵字的誕生——以西周與嚴復的譯詞為例
12、方維規:概念史的新近發展與國際影響
13、貴志俊彥:東亞的時代性
 
主編孫江教授為「近代中日關係的多重面向(1850-1949)」主題研究計畫成員,發表人陳繼東教授為「近代中日關係的多重面向(1850-1949)」主題研究計畫分支計畫主持人。

2018年5月7日 星期一

專書論文:潘光哲著,望月直人譯,〈孫文「専門家政治」論と開発志向国としての現代中国国家の起源〉

潘光哲著,望月直人譯,〈孫文「専門家政治」論と開発志向国としての現代中国国家の起源〉,日本孫文研究会編,《孫文とアジア太平洋—ネイションを越えて》(東京:汲古書院,2017),頁54-71。

全書目錄:
挨拶(齋藤富雄)
祝辞(井戸敏三・井上典之)

一、 基調講演
民国元年における孫文の北上と清朝皇室との交流
 ――皇族の帰属に関する選択をめぐって……………………………桑 兵
孫文以後の大アジア主義          
 ――民国期中国における日本認識をめぐって………………………村田雄二郎

二、 第一分科会 制度と公共圏――共和のデザイン
孫文「専門家政治」論と開発志向国としての現代中国国家の起源…潘光哲
孫文とガンディー                     
 ――両者の政治的提言が一致点を見いだせなかったのはなぜか…モニカ・デ・トーニ
永租と登記――重畳する制度……………………………………………田口宏二朗
「五五憲草」解釈から見る五権憲法        
 ――雷震と薩孟武の所論をめぐって…………………………………森川裕貫

三、 第二分科会 孫文思想を継ぐ者
蔣介石『革命哲学』における孫文と王陽明の思想の関係性…………戚学民
「主憂臣辱、主辱臣死」         
 ――蔣介石が描いた孫文(1917-1925)……………………………羅 敏
現代台湾史における蔣介石『民生主義育楽両篇補述』(1953年)…若松大祐
王道思想、孫文と国際秩序の想像………………………………………安井伸介

四、 第三分科会 ボーダーを越えて
孫文と世界観を有する南洋知識人との交流と連動……………………黄賢強(WONG Sin Kiong)
孫文と積極的かつ進取性に富んだオーストラリア華商
 ――南太平洋国民党の創設……………………………………………郭美芬(Mei-fen Kuo)
民国初年の対日ボイコットにおける東南アジア華僑と孫文…………吉澤誠一郎
孫文の民生思想とキリスト教者の相互関係……………………………劉 雯

五、 第四分科会 参加と動員――いかに革命を組織する
中華革命党時期における党員の意見対立と派閥抗争…………………王奇生
軍閥時代における民主政をめぐる議論            
    ――1920年代広東省の政治改革からみる孫文と陳炯明……ジョシュア・ヒル
中華民国期の広東人労働者におけるナショナリズムの一考察 
     ――E・ゲルナーとの対話を通じて…………………………衛藤安奈
辛亥革命前の何天炯と日本…………………………………………………劉 静

六、 総合討論の記録
総合討論1/総合討論2

閉会の辞/あとがき/編集後記

付録1 シンポジウム・プログラム/付録2 実行委員会組織/付録3 助成団体一覧

執筆者・討論者プロフィール/索引

專書論文:陳力衛,〈辞書は伝道への架け橋である――メドハーストの辞書編纂をめぐって〉

陳力衛,〈辞書は伝道への架け橋である――メドハーストの辞書編纂をめぐって〉郭南燕編著,《キリシタンが拓いた日本語文学》(東京:明石書店,2017),頁160-190。

全書目錄:
序論 キリスト教宣教に始まる多言語多文化的交流[郭南燕]

第一部 キリシタン時代の日本文化理解《イエズス会の適応主義》

1 聖フランシスコ・ザビエルの日本語学習の決意[郭南燕]
 一、アジア諸言語との接触
 二、ザビエルの日本語学習
 三、ザビエルの日本語力
 結び

2 イエズス会巡察師ヴァリニャーノの「順応」方針の動機と実践[川村信三]
 一、宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノ
 二、ヴァリニャーノの出身地キエーティ
 三、ヴァリニャーノの受けた教育――パドヴァ大学、ローマ学院
 四、ヴァリニャーノの「順応」(accommodation)方針
 五、ポルトガルの東進およびスペインの西進による植民地拡大
 六、日本における順応方針の確立
 七、順応方針のその後
 八、順応方針の負の遺産
 九、現地人聖職者の養成
 結び

3 イエズス会の教育とヴァリニャーノの思想[李梁]
 一、イエズス会の理念
 二、ロヨラを継承したヴァリニャーノ

4 イエズス会の霊性と「九相歌」[カルラ・トロヌ/田中零 訳]
 一、先行研究について
 二、 日本イエズス会の教育制度における「九相歌」
 三、「九相歌」と仏教の伝統
 四、「九相歌」とイエズス会
 結び

5 『日葡辞書』に見える「茶の湯」の文化[アルド・トリーニ]
 一、日本文化における「茶の湯」
 二、『日葡辞書』における茶の文化の語彙
 三、茶の湯と茶の文化にかかわる語彙
 結び 

6 マニラから津軽へ――「キリシタン時代」末期における日本宣教再開の試み[阿久根晋]
 一、航海の背景と史料
 二、航海と再布教計画
 三、航海の結末と「キリシタン時代」の終焉
 結び

[コラム1]先祖の話:キリシタンへの改宗[浦道陽子]

第二部 日本宣教と日本語による著述《近代のプロテスタントとカトリック》

1 辞書は伝道への架け橋である――メドハーストの辞書編纂をめぐって[陳力衛]
 一、英和・和英語彙(一八三〇)
 二、福建方言字典(一八三二)
 三、朝鮮偉国字彙(一八三五)
 四、台湾虎尾壟語辞典(一八四〇)
 五、華英字典(一八四二‐四三)
 六、英華字典(一八四七‐四八)
 結び

2 来日プロテスタント宣教師と「言語」――明治初期津軽の事例から[北原かな子]
 一、弘前とキリスト教――イング着任前
 二、イングとキリスト教布教――来日前と来日後
 三、イングの宣教と「言葉」
 四、弘前初の洗礼式と「言葉」
 五、津軽地方初の留学生派遣へ
 六、津軽初の留学生たちとアメリカ
 結び

3 仏人宣教師リギョールと『教育と宗教の衝突』論争[将基面貴巳]
 一、『教育と宗教の衝突』論争
 二、リギョールの観点
 三、井上哲次郎の立場
 四、キリスト教陣営の主張

4 カンドウ神父の日本文化への貢献[ケビン・ドーク]
 一、カンドウ神父の経歴と来日
 二、戦後日本の近代主義への反対
 三、カンドウの文学的影響
 四、優れたエクリヴァン
 結び 

[コラム2]マレガ神父の日本文化研究[シルヴィオ・ヴィータ]

5 日本語の書き手としてのホイヴェルス――「最上のわざ」を中心に[谷口幸代]
 一、「最上のわざ」の詩人
 二、〈ホイ語〉の詩
 三、「年をとるすべ」の中の「最上のわざ」

6 ホイヴェルス脚本『細川ガラシア夫人』――世界文学へのこころざし[郭南燕]
 一、ホイヴェルス神父の日本語文学
 二、細川ガラシャへの敬服
 三、ホイヴェルス以前の細川ガラシャ像
 四、ホイヴェルス脚本の特色
 五、世界文学の精神とホイヴェルス

第三部 聖なるイメージの伝播《キリスト教の多文化的受容》

1 複製技術時代における宗教画――世界の「サルス・ポプリ・ロマーニ聖母像」をめぐって[望月みや/田中零 訳]
 一、バロック期の機械
 二、反復ではない複製
 三、画像改革
 四、新素材媒体の出現
 結び

2 多様性の中の統一性:愛の性格――カクレキリシタンにおける「神の啓示」の意味[松岡史孝/木村健 訳]
 一、常に改められる教会――カクレの共同体:生きている歴史遺物か、それとも常に改革する共同体か
 二、「知ることは知られることである」――生きられた歴史と観られた歴史
 三、「心に伝わる響き」――サン・ジワン枯松神社における神的な啓示の意味

3 贈り物の聖なる交換――カトリック麹町 聖イグナチオ教会[E・C・フェルナンデス、S・M・ピッツ/田中零 訳]
 一、生きた石たちの祈りの空間
 二、キリシタン時代の交流の場としての教会
 三、現代日本における交流の場としての教会
 結び:過去から未来へ

4 『沈黙』にひそむ『瘋癲老人日記』の影――遠藤周作と谷崎潤一郎をむすぶ糸[井上章一]
 前口上/踏絵と仏足石/日記と書簡/マルキ・ド・サドにみちびかれ

[コラム3]「聖骸布」に関するコンプリ神父の日本語著書[郭南燕]

第四部 朝鮮半島宣教とハングルによる著述《日本との比較》

1 ハングルによるカトリックの書物――一八世紀から一九四五年までの概観[フランクリン・ラウシュ/木村健 訳]
 一、朝鮮半島におけるキリスト教伝播の初期(一七八四‐一八三一年)
 二、パリ外国宣教会の宣教師到来と迫害の継続(一八三一‐七六年)
 三、過渡期のハングルによる書物(一八七六‐八六年)
 四、宗教的寛容と朝鮮王朝の終局(一八八六‐一九一〇年)
 五、植民地時代の宣教師とハングルによる書物(一九一〇‐四五年)
 結び

2 外国人宣教師の半島伝道と著述活動[李容相]
 一、朝鮮半島におけるプロテスタントの宣教
 二、日本人宣教師の伝道とクリスチャンネットワーク
 三、宣教師の著述物
 結び

3 外国人女性宣教師の文化的影響[崔英修]
 一、来韓する女性宣教師の伝道
 二、朝鮮の時代的背景
 三、女性宣教師たちの活躍

 結び
 編著者あとがき

 人名索引

翻譯:丸山真男著,陳力衛譯,《現代政治的思想與行動》

丸山真男著,陳力衛譯,《現代政治的思想與行動》,北京:商務印書館,2018。

原著作者丸山真男(1914-1996),日本著名政治思想史學者,東京大學名譽教授,並獲美國哈佛大學、普林斯頓大學分別授予名譽法學博士和名譽文學博士。其政治學被日本學界稱為「丸山政治學」。著有《日本政治思想史研究》(1952)、《現代政治的思想與行動》(1956-1957)、《日本的思想》(1961)、《忠誠與叛逆——轉型期日本的精神狀態》(1992)等。

內容簡介
《現代政治的思想與行動》是日本著名政治思想史學者丸山真男的代表著作之一,收錄了作者自第二次世界大戰結束之後約十年間發表的有關政治學及現代政治問題的主要論文。丸山被稱為日本戰後最著名的思想家、政治哲學家,他對日本現實政治的分析和看法,基本構成了戰後日本政治學的走向,也由此誕生出「丸山學派」。
本書初版1957年由日本未來社出版,1964年出版增補版,刪去之前的兩篇文章,第三卷增加了兩章,並在舊版追記上增加了新的注解,更便於讀者的閱讀和理解。增補版至今重印160多次,經久不衰。

專書:陳力衛等著,《図説 近代日本の辞書》

沖森卓也 、木村一、木村義之、陳力衛、山本真吾著,《図説 近代日本の辞書》,東京:おうふう2017。

本書清楚地解釋了近現代54種日本辭書的歷史,涉及日語、日本文學、漢語、中國文學、比較文化研究等多個層面。陳力衛教授負責第2章「唐話辞書とその周辺」、第3章「蘭和和蘭辞書」、第4章「英華華英字典」之撰寫。

全書目錄:
はじめに-近代日本の辞書序説-
第1章 節用集
 資料1 蘭例節用集
   2 大広益新改正大日本永代節用無尽蔵真草両点
   3 増補略註明治節用大全
第2章 唐話辞書とその周辺
 資料4 南山俗語考
   5 俗語解
   6 中夏俗語藪
   7 小説字彙
第3章 蘭和和蘭辞書
 資料8 波留麻和解(江戸ハルマ)
   9 類聚紅毛語訳(蛮語箋)
   10 蘭語訳撰
   11 バスタード辞書
   12 ドゥーフ・ハルマ(長崎ハルマ)
第4章 英華華英字典
 資料13 英華字典[モリソン]
   14 英華韻府歴階[ウィリアムズ]
   15 英華字典[メドハースト]
   16 英華字典[ロプシャイト]
 17 英華萃林韻府[ドーリットル]
第5章 英和和英辞書とその周辺
 資料18 諳厄利亜語林大成
   19 An English-Japanese Dictionary of the Spoken Language
   20 和英大辞典
   21 詳解英和辞典
   22 熟語本位 英和中辞典
   23 袖珍コンサイス英和辞典・袖珍コンサイス和英辞典
   24 三語便覧
   25 和魯通言比考
   26 仏英和辞典
   27 和独対訳字林
第6章 漢語辞書・漢和辞書
 資料28 砲術訳名字類
   29 新令字解
   30 日誌必用御布令字引
   31 漢語字類
   32 童蒙必読漢語図解
   33 漢語故諺熟語大辞林
   34 漢和大字典
   35 線音双引漢和大辞典
第7章 国語辞書
 資料36 ことばのその
   37 日本新辞林
   38 日本大辞典ことばの泉
   39 辞林
   40 小辞林
   41 大言海
   42 辞苑
   43 明解国語辞典
第8章 特殊辞書・専門語辞書
 資料44 哲学字彙
   45 日本植物名彙
   46 鉱物字彙
   47 日用舶来語便覧
   48 外来語辞典
   49 新しい言葉の字引
   50 ポケット顧問や,此は便利だ
   51 日本隠語集
   52 隠語輯覧
   53 東京語辞典
   54 口語辞典
参考文献
書名索引
人名索引

事項索引