陳力衛,〈メドハースト『英和和英語彙集』(1830)の底本について〉,中山綠朗編,《日本語史の研究と資料》(東京:明治書院,2015)。
編者:中山綠朗
定價:14,040円(13,000+稅)
ISBN:9784625434532
出版社:明治書院
出版年月日:2015/04/10
目錄:
序
中山綠朗略歴
沖森卓也「万葉集の「令」字」
趙大夏「古代日韓漢字音と上古音」
小池清治「『古今和歌集』の二つの謎」
木下哲生「平安以降の文芸作品における感動詞「あな」と「あら」について――その用法の歴史的変遷――」
金子 彰「親鸞の転写本と自著本の著述の方法――『唯信抄』と『唯信抄文意』の比較を通して――」
坂詰力治「接続詞「さらば」の意味・用法に関する考察――『平家物語』を中心とした中世の軍記物語をとおして――」
山本真吾「「あきだる(飽足)」の史的展開――中世軍記物における訓点語の受容――」
山田 潔「『玉塵抄』の並列表現――「ツ」「タリ」の用法――」
坂梨隆三「南総里見八犬伝「首級」のルビをめぐって」
川嶋秀之「芭蕉「閑かさや岩にしみ入る蟬の声」の解釈をめぐって」
荒尾禎秀「狂詩の漢字語―─『狂詩語』の場合─―」
倉島節尚「新たな試みを見せた辞書たち」
阿部八郎「昔話の待遇表現」
都染直也「グロットグラムにみる「斜めの等語線」について」
中山綠朗「【翻刻】明治初期の文法学説――中根淑、田中義簾――」
木村 一「訳通類略(江戸版)の索引」
潘 鈞「「辞典」とその類語小考――中国との関連もふまえて――」
三井はるみ「州西南部方言における順接仮定表現体系の多様性──熊本市方言と鹿児島県伊集院町方言──」
梅林博人「明治における接続詞「しかし」の用法について」
朱京偉「漢文系複合辞と対応する中国語文型の由来」
木村義之「類を表す造語成分「姉妹」の成立と展開」
孫建軍「幕末明治初期における近代法律用語の成立と伝播――「民権」を中心に――」
真田治子「明治初期の洋書教科書と『哲学字彙』の術語――Jevonsの術語との比較――」
飯田晴巳「アーネスト・サトウ『会話篇』の日本語――江戸語から東京語へ:『会話篇』の現代性――」
陳力衛「メドハースト『英和和英語彙集』(1830)の底本について」
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